つなみせいさくしょブログ in 茅ヶ崎
セル画アナログアニメイラスト【その1】
セル画(せるが)を作ります。
セル画と言っても「一点物」として自宅にかざれるように、平面絵画のような作品として仕上げていきます。
材料はいつも使っている画用紙ではありません。
一番下の「背景」としてケントボード。
キャラクターやオブジェを描く「セル」を1~3枚。
それぞれ別々に描き、最後に重ねます。
配置する順番やセルを入れ替えて遊ぶこともできます。
キャラクターはオリジナルのイラストではなく、テレビアニメなどの作品から画像をお借りします。できるだけ大量に原画をプリントしてきたのでお好みの一枚を選びましょう。
まずは線描きからはじめます。ここはほとんど写し絵です。
トレーシングペーパーに鉛筆で輪郭線(りんかくせん)をすべて写し取ります。
ここで色と色の境目(さかいめ)も線としてなぞっておきます。
トレーシングペーパーから今度はセルに写し取ります。
色をじょうずに塗るために、セルの裏面に絵がさかさまになるように線描きします。
ガイドとしての線なので最後は消える線です。
細めのサインペンで描き忘れのないようになぞります。
以前はこれをGペンでやっていましたが、小学生向けに使いやすい道具にしています。
「背景(はいけい)」になるケントボードにも色をぬっておきます。
キャラクターの後ろには木や草が生えていたり、星やキャンディがとんでいたりしますが、まずは一番たくさんある色を下地(したじ)として、大まかにぬっておきます。
すき間なくぬれたら、しっかり乾かしておきましょう。
次回からはキャラクターに色をぬりはじめます。